S-21

昨日の午後はS-21 (トゥルーレンス)と呼ばれた強制収容所へ行ってきました。現在は大量虐殺犯罪記念館と呼ばれユネスコに登録されています。ここでは前回の記事同様に罪のない人々が連れてこられて、全く関係のない、改ざんされた嘘の罪を認めるまでひどい拷問を受けた場所です。1万人以上がここへ連れてこられましたが生き残っていたのはたったの7人でした。

写真を載せながら説明します。

注 本当に酷い写真ですので見れない方は今回は飛ばしてください。

 

 

 

 

カンボジア軍、ベトナム軍が駆けつけた際に最後に殺されたであろう14人の内の2人の写真と拷問に使われたベットです。

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このようにここに連れてこられた人は写真がとられそれらも残っていました。部屋わ進むに連れ何枚もありました。終いには名札は番号に変わってしまったそうです。

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あまりにも辛い拷問のため、飛び降り自殺する人がいましたがそれすらもこの有刺鉄線で塞がれました。そのあとは署名の際のペンで自分を指して死ぬ人まで現れました。

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これらは生き残った人が後世に残すために書いた絵です。

10日に1度のシャワーの様子

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鎖でみんな繋がれていたようです。寝る様子
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牢獄。2人入れられることもあったり、ひどい時は死体が放置されて一緒に寝ていたと言われています。トイレは小さな箱だけでした。こぼすの嫌いになるまで床を舐めさせられたらしいです。

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他にもオーディオを聞いているとひどい話がたくさんありました。僕は直接行ってその場で聞いてほしいと思います。ここは1番有名なだけであってこんな収容所が全国に何箇所もあったのです。